かすみ日記

事務所旅行覚え書き

投稿日:2007/02/16/ | カテゴリー:日記

弁護士 福田 貴也 
 
2月初め,当事務所全体で旅行に出かけた。齋藤先生の郷里,大分県への2泊3日の旅程である。

初日。飛行機が飛ぶのはおかしいと盲信する私は、主力部隊と離れて陸路独行。珍しく冷え込んだ朝6時,東京駅発ののぞみに乗車する。旅気分を盛り立てるべくビールを飲み,しばし眠る。大吹雪の米原付近で目覚めて仰天,午前11時過ぎ小倉着。小倉城を目指す。天守閣改修中で全景を目に出来なかったのは残念だが,舞い散る雪の庭園は趣がある。小倉は「焼きうどん」の発祥の地と受付嬢から情報を得て,お勧めの店でビールを飲む。天候はすっかり好転。
直ちに中津に移動する。我が母校の創始者福澤諭吉先生の記念館と中津城が目的。中津駅からのんびり徒歩で,「赤壁寺」(投宿した武将が討たれた際白壁にかかった血飛沫が落ちないため,壁を赤く塗ったという言伝)と通称される合元寺を通り(付近は,京都の小路といった風情あり),記念館着。師を偲ぶ。向かった中津城は当たり。観光名所であることを放棄したような気だるい雰囲気がかえってツボに入り大満足。

 
別府の宿に向かい,主力部隊と合流。先生方は既に湯上りでおくつろぎの様子。明礬の湯を満喫し(当事務所には温泉専門家がいるので,このあたりは割愛します。),生まれて初めての関サバに舌鼓を打ち尽くし一杯。超絶。お腹が爆発しそうなほど満腹。部屋に戻ると,両先生は早々と眠りに落ちる。若手2人でのんびり就寝。
2日目。齋藤先生のお勧めルートを車2台で辿る。別府から岡城址へ。滝廉太郎の真似はできないが,かつて存在したであろう城郭に想いを馳せ,その威容に感嘆もする。まさしく自然の要害で,石垣から下を覗くと足が竦む。
昼食は「頭(あたま)料理」を出す店で。山間の竹田地方で,貴重な魚を味わい尽くすべく工夫されたもの。頭や皮なども調理してある。三杯酢で食べる。好みはあるが,私はなかなか美味い。
充たされたところで,竹田湧水郡を巡る。地元の人々が引き切りなくペットボトル持参で訪れる。円やかな水で喉を湿して旅気分は最高潮。
別府に戻り,夜はフグ料理。美味い,の一言に尽きる。それ以外の言葉は陳腐である。
多施設複合ホテルに宿泊。風呂に行って部屋までの帰り道に迷う。

 
3日目。帰途はまたもや独行。皆より早く別府を後にし,小倉での立食いうどんを挟んで,世界遺産姫路城を目指す。途上,福山駅前に福山城があるのを目にして慌てて途中下車。特急料金を若干無駄にする。急いで巡り,今度こそ姫路城へ。白鷺城の別名が示す通り,その美しさと雄大さは圧巻。現存天守の内部は壮大で,歩き疲れる。駅まで戻ってまたもや立食いうどんを食す。心地良い疲れで新幹線に乗車,ビールで心地酔い。
新横浜を過ぎる。東京はニオイが違うと感じた。

美味しいもの,湯,風景の全て堪能した。味わい尽くした素敵な旅でした。